iPhoneの主要組み立てメーカーであるフォックスコンは、新型コロナウイルスの流行による生産減少からの回復を目指し、中国国外の工場の拡張計画に着手したと発表した。
同社は中国でも「慎重に」生産を再開している。
しかし、ロイター通信によると、同社はその間に収益が打撃を受けるだろうと警告している 。
顧客にはファーウェイも含まれる世界最大の契約製造業者フォックスコンは、ウイルスの影響を最小限に抑えるため、ベトナム、インド、メキシコなどの国の工場が引き続きフル稼働しており、拡張計画も進行中であると述べた。
同社は、詳細は明らかにせずに、今回の感染拡大が通年の収益にマイナスの影響を与えると述べた[…]
フォックスコンの株価は木曜日に1.2％下落した。
ロイター通信は最近、フォックスコンが2月末までに中国での生産量を通常の50%にすることを目標としていると主張したが、同社はその後これを否定した。
「最近、ロイターが同グループの中国本土工場の全体的な再開スケジュールについて報じた内容は事実ではなく、鴻海はここにそれを明確にする」とフォックスコンは声明で述べた。
「これまで、グループの中国本土工場の再開に関する前述のメディアの報道は、ほとんどが事実ではない」とし、これらの報道は「従業員、投資家、一般大衆に誤解と困難を引き起こした」と付け加えた。
フォックスコンは具体的な目標を明らかにしなかった。iPhone 12の開発が停滞していると最近報じられたが、Appleはたとえ供給量が限られていても、発売スケジュールを堅持する可能性が高い。
アップルは、現在の四半期については当初の見通しを達成できないと述べているが、アナリストや投資家は、第2四半期に失われた収入が第3四半期に回復すると確信しており、警戒はしていない。
昨日発表されたWHOの最新の状況報告によると、昨日新たに1,872人の新型コロナウイルス感染者が確認され、136人が新たに死亡しました。これにより、感染者数は合計75,204人、死亡者数は2,009人となりました。
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